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賃料に見合った見た目が大事
世田谷区にある高額賃貸マンションを見学してきました。
元社宅だったという奥に広い土地を利用、2棟の地下駐車場
を備えた建物です。賃料は30万円台を中心に、高いところで
60万円程度まで。都心にほど近い、けれども静かな立地です。
奥まった場所になる広いエントランス。正面には吹き抜け
になったロビーがあり、なかなか豪華。フロントサービスの
ためのデスクなども用意されています。でも、ふと視野に異
物を感じます。見ると、清涼飲料水の自販機がむき出しで置
かれています。機械中央では白と青の光が点滅して賑やかで
うるさい印象です。
2階に上がると、ソファなどが置かれたコーナーがあり、
こちらは入居者は誰でも利用できるとのこと。でも、ここで
もなにかが気になります。周囲を見ると、全てのガラスの隅
にガラスの性能を示すシールが貼られたまま。剥がすのが面
倒くさいのか、それとも貼っておく必要があるのか、理由は
分かりませんが、なんとも、うっとおしい。
石貼り、陽光の降り注ぐ廊下にはソファとテーブルがポツ
ンと置かれていました。広いスペースだけにそれだけでは寂
しい、というよりも、間抜けというか、微妙に貧相にも感じ
られます。
その先にあった集会室は広いスペースに大画面テレビ、ソ
ファにテーブル席、キッチンといろいろな設備が充実してい
るのですが、すべてをぶち壊しているのが禁煙と大きく書か
れた札。コピーした用紙をラミネートフィルムに挟んだ、い
たって粗末な札が目につく場所にでかでかと貼られているの
です。いかに禁煙してもらいたいからと言っても、もう少し
スマートに見せる手はないものなのか。
私が気になったくらいですから、実際、現場で見に来るお
客様、それから入居した人も不満に思っていらっしゃるはず。
そこで、現場でお客様に接していらっしゃる方に聞いてみる
と、やはり自販機が目立ちすぎる、建物共用部が無愛想過ぎ
るなどという声が上がっているとか。それなりのお金を払う
からにはそれなりの対価を提供して欲しい、と思うのは当然
のことで、それが高額物件となればなおさら。広さや立地と
いった実際的な点はもちろん、雰囲気にもこだわりたいのは
当然です。分かりやすく言えば、払ったお金に見合う、いい
気持ちにさせてもらいたい。しかし、この物件の管理会社に
はそうした意識、そして美意識がともに欠けている様子。そ
の辺りに気づかなければ満室までにはまだまだ時間がかかる、
そう思いました。
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