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植木のお手入れ、ベストは年に2回ですが、渡辺さんによると「年に1回やれば大丈夫」。予算は4〜5万円ほど。これまでの植木屋さんと比べれば半分ほどと言いますが、それでも費用がかかるのは確実。植木以外にも草むしりなどが必要なことを考えれば、植栽はないほうがいいのでは?
「生垣によく使われる紅かなめやさつき、ツツジのように自分で手入れできる植物もありますが、基本的に手入れの要らない木はありません。でもね、木1本もない殺風景なアパートに住みたいと思いますか?」
特に広さや間取り、賃料などの条件が似たような物件が近くにあった場合、差別化できるのは、外観や植栽、管理など。同じ条件なら、緑の豊富な、手入れの行き届いた物件に住みたいと思うのは自然なことです。
「それにね」と渡辺さん。「1軒、キレイになると相乗効果が生まれるんです」。
ある1軒が植栽の手入れをしてキレイになる。すると、ご近所も「ウチもキレイにしようかしら」と思うようになり、それがだんだん増えていくのだそうです。汚くしていると、逆の連鎖が起こります。特に集合住宅は一戸建てよりも、区画が広い分、周囲に与える影響が大きい。つまり、大家さんが自分のアパートを手入れすることで、街全体が変わっていくのです。
荒れたアパート、伸び放題で死角となる植栽が減ることは地域のイメージアップ、防犯効果を高めます。それは回りまわって大家さんのメリットにもつながります。そう思えば、ウチのアパートをキレイにしておく意味の大事さが分かります。
「大家さんは街全体に影響を与える、社会的に大きな存在。そんな意識で経営していただきたい」。渡辺さんから大家さんへのエールです。
◎クイック・ガーデニング
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