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賃貸経営Q&A

建て替えの悩み

新築するなら2DK、それとも1LDK?

Q

古くなったアパートを新築しようと考えています。私は新婚向けに2DKをと思っていますが、長男は今の若い人向けに考えたら1LDKのほうがいいと言います。
実際のところ、そんなに違うものですか?

A

場所にもよりますが、今、人気があるのは1LDKです。周囲の賃貸事情なども合わせて考え、広めの部屋を作ることをオススメします。

詳細

●部屋数よりも広さという層が増加

 これまで新婚向きの間取りというと、2DKが一般的でした。6畳〜8畳のDKに6畳2室で、専有面積では40m2〜50m2程度という間取りが中心です。

 ところが、この間取りを借りた人がどのような使い方をしているか、ご存知ですか?たいていの場合、DKに接する1室をリビングとして使い、もう1室を寝室としているのです。

 つまり、本当はリビングの広い、いわゆる1LDKを希望しているものの、実際には供給が少ないため、仕方なく2DKを借りている人が多いのです。

 加えていくつか、知っておきたい背景があります。そのひとつは晩婚化です。結婚年齢が上がるということは、それだけ新婚時の収入が高くなるという意味でもあり、住宅にゆとりを求める層が増えることにもつながっています。

 少子化も影響します。これまでだと、結婚後ほどなくして子どもが生まれることが想定されました。それを予測すると、部屋数があったほうがいい、そんな判断もあったのです。しかし、今は違います。夫婦で働いて、毎日の暮らしを豊かにしたい、そんな若い層が増えているのです。

 もうひとつ、結婚しない、あるいは離婚した単身者の増加もあります。ある程度の年齢で、それなりの収入もある単身者の場合、従来の20m2、25m2に不満を持ちながらも、なかなかそれ以上に広い部屋がないために、そこに住み続けている例が少なくないのです。

 実際、ワンルームはここ数年、新築では20u以上が主流になり、25m2以上ある部屋も目に付くようになってきました。逆に20m2以下だとなかなか決まりにくいとは多くの大家さんはご存知だと思います。

●広さ、高さで差の付く物件作りを

 以上の状況を考えると、これまで単身者には贅沢、カップルには部屋数がないと思われてきた1LDKのニーズが実は隠されていただけであることがお分かりいただけるかと思います。

 とはいえ、30代、40代の単身者世帯、共働きのカップル世帯、比較的収入の多い若年層などが多い地域、あるいはそうした層に魅力的と思われる立地であることも大事です。また、駅からの距離も大事です。歩いて10分以上かかる立地であれば、駐車場、駐輪場などの施設が必要でしょう。

 また、広さだけでなく、できれば、天井を2m40cm以上と高めに、床暖房やオートロックなど設備を充実した物件にすれば、5年後、10年後にも競争力を失わずに済むでしょう。

 とはいえ、こうしたグレードの物件を作るためには、それだけのコストがかかります。かけた分に見合うだけの賃料がとれる地域かどうか、立地から、建物にいたるまで、マーケティング力のあるハウスメーカー、不動産会社をビジネスパートナーに、検討をしてみてください。

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