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建て替えの悩み

うちの物件にアスベストが使われている可能性は?

Q

最近被害が話題になっているアスベスト。多くが建材に使われていると聞きました。
そういえば、うちのマンションの工事のとき、壁に何か吹き付けているのを見た覚えがあり、それがアスベストではなかったかと不安です。

A

建設時の会社や自治体などに問い合わせ、相談を。状況によっては静観しても大丈夫です。

詳細

●どんな製品がどこに使われているのかを知ろう

 アスベストを含む製品には多くの種類がありますが、輸入されたアスベストの90%以上は建築資材として利用されています。使い方としては大きく以下の3種類があります。

1.吹き付けアスベスト
建物の鉄骨材を覆うことで耐火性を高める、あるいは機械室などの吸音、断熱材などとして使われます。前者の用途では3階建て以上の鉄骨造の建物の梁、柱などに使われています。後者は機械室、ボイラー室や地下駐車場の天井、床などに使用されています。

2.アスベスト保温材
これには保温、耐火と2つの用途があり、保温目的での使用には住宅とは無縁。ただし、耐火用としては住宅の外壁や耐火間仕切り壁などに使われています。

3.アスベスト成型板
住宅で最も多く使われている製品群で、防水性、耐火性に優れ、建物の外壁、屋根、内外装の仕上げ材などに使われています。

 これらのうち、粉塵の飛散の可能性が高いのは1の吹き付けアスベストと呼ばれるタイプ。といっても、アスベストは製品に固定された状態である限りにおいては、手で触れたりしても、健康に対する影響は低いといわれています。

 また、一般の住宅にも多く使用されている石綿スレートなどは通常の状態では飛散しないので、心配する必要はないようです。

●建設会社に確認、古い建物なら崩れていないかの目視も

 どこに何が使われているかに関しては建設をお願いした会社に問い合わせるのが一番。さらに、古い建物で、吹き付けアスベストが利用されている場合には粉塵の飛散の可能性がある崩れた箇所がないかを目視で確認するといいでしょう。

 ひとつ、使用の有無の目安となるのは築年数です。吹き付けアスベストが使用された期間は昭和30年〜50年の初頭です。また、50年に吹き付けアスベストが禁止されて以降、数年に渡って、吹き付けロックウールという、非常に良く似た建材が使われていました。これが使用されていたのは昭和55年くらいまで。ですので、この時代に建築された建物であれば、念のため、自治体などに相談、専門業者を紹介してもらうなどの手を考えましょう。

 また、この年代に建築された建物であれば、取り壊し、建て替えもそろそろ視野に入ってきます。もし、アスベスト建材を使っている建物であれば、飛散防止を考えた取り壊し、廃材処理などが必要になってきます。その際にはきちんとした処理ができることが認定されている業者に依頼、くれぐれも自己処理をしないようにしてください。ちなみに認定されている会社は財団法人日本建築センターの以下のページで、吹き付けアスベスト粉塵飛散防止処理技術をチェックすることで分かります・

http://www.bcj.or.jp/c02/a10/01_04.html

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